美容師を目指している子が悩んでいたので、お節介な性格の松田が専門学校をいくつか紹介してみたところ
どうやら無事に進路が決まったみたいで安心しました
美容専門学校って場所によって学費が違ったりコンテストなどのイベントが盛んだったりと、微妙な違いがあって選ぶのに苦労するんですよねー
派手に広告を出して知名度も学費も高くカッコいいイメージの学校があれば、地味で知名度も学費も低い学校もあったりと様々です
まぁどこの専門学校に行こうが卒業時に取得する資格(理美容師免許)は一緒なんですけどね
国家試験を受けるのに高卒の資格が必須だったりと経歴的なハードルも多少あり、高校課程の勉強と国試合格の為の勉強を並行して行う課もあったりします
未成年であればご両親の了解とかも当然必要になってきますしね
何はともあれ、一人の将来有望な若者の未来を導く手助けが出来て非常に嬉しいです
そうこうして専門学校を調べたりしているとき、自分の専門学生時代を少し思い出しました
思えば僕の学生生活は何も面白いことが無かったなぁと
というのも当時の僕は、見た目はヤンキーのくせに中身はクソ真面目で、クソ面白くない人間だったからです
授業は寝ずにクソ真面目に聞き、教科書の重要点には赤線を引きまくり
ペーパーテストは常に学年一位(理美容科合わせて)、実技テストもクラス一位(理容科は6人)と成績だけは優秀でした
そこだけを見れば模範生徒でスゲェやつかと思いきや、実際は孤立した厄介者でしかありませんでした
当時の僕はコミュ障だったのと、無駄に良かった成績のせいでプライドも無駄に高かったので、同級生と仲良くすることができませんでした
真面目にやってる自分が絶対的な正義だと思い込み、不真面目な奴やできない奴を悪だと決め付け一切人を寄せ付けませんでした
そのせいで専門学生時代の友達は0ですw
当時は自分の正しさを100%信じ込み「周りがアホすぎる!こんなやつらと付き合いたくないわ!」と本気で思っていましたが、今思うと当時の僕がアホすぎなクソガキだったんだと思います
あれから6年ほど経ちましたが、当時のクソ真面目さから得られたものは限りなく少なかったなぁと身に染みて感じます
真面目すぎるとどうしても考えが凝り固まって、他人の意見を一切聞き入れなくなるんですよね
それに専門学校の成績がどれだけ良かったからって就職したらアシスタントからスタートだし、学校で得られる程度の知識なんて最低限なので実際役に立たなかったりもします
国家試験を満点で合格してもギリギリで合格しても、貰える資格は一緒だし卒業時点での技術なんてとてもじゃないけどお金を貰えるレベルではありません
(もちろん全てが役に立つことが無いわけではありません)
それなら不真面目でも楽しい学校生活を送って友達もたくさん作り遊びまくってコミュニケーションスキルを磨いて思い出もたくさん作って、技術も知識も仲間と共に磨いていったほうが、将来的に役に立つものをたくさん得られたのになぁと今になって感じます
そっちの方がよっぽど人を幸せにするスキルが身につくんですよね
だから当時の僕は成績だけ良いただのバカだったとしか言えません
真面目なのは良いことかもしれませんが、ベクトルを間違えると誰も得しません
もう少し早くこの事に気付けていたらなぁと今更思いましたw
まぁ僕は遅くなったけどこれからそれを取り戻して行こうと思います
でも、これから美容師を目指そうと専門学校に通う若い人たちに同じ経験をして欲しくはありません
なので、未来の美容師の皆さん
「専門学校なんてテキトーにしてても大丈夫!友達作って遊びまくれ!!」
まぁ実際国家試験の問題なんて普通に授業聞いてりゃ誰でも解けますからねw
大丈夫大丈夫
おわり
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