大阪府堺市北区中百舌鳥町にある完全個室メンズオンリーサロン【EFILL】オーナーの
なかもずで一番丁寧なスタイリストの松田裕紀です。
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今回はちょっとご報告というよりかは自分の中で書きたいと思っていたことを。
松田は10月26日生まれ蠍座の男なのですが、誕生日を迎える少し前に
日本人になりました。
急に何言うてんねんお前と思われるかもしれません。
もちろん松田は日本生まれ日本育ち、渡航経験は専門学校の研修旅行で1回のみ。
でも生まれた時から国籍は日本になく、書類上は特別永住権を持った外国人でした。
日本で生まれたのに何故外国人なのか?
そんなもんこっちが聞きたいわって感じでしたが、それは僕の祖父母が韓国から日本にやってきたからだそうです。
つまり在日韓国人の3世ってことですね。
ちなみに僕の両親も韓国へ行ったことはありません。
別に隠していたわけでは無いし、話の流れでカミングアウトする時もありましたが、わざわざ言うことでも無いので知らない人もたくさんいるかなぁと。
特段差別っていう差別も受けたこともないし、自分の中では全く気にしていませんでした。
そりゃネットを覗けばチョンだのなんだの書いてあったり、政治的に日韓がトラブったりしてたら韓国人へのヘイトスピーチがツイッターとか当時の2chとかには腐る程あったんで、それを目にしたことはありますし在日韓国人が日本でどんな立ち位置なのかも知っています。
でも僕はそれに対して全く腹が立つこともなかったし、全く気にしていませんでした。
うるせえキムチぶつけんぞって思ってたくらいですかね。
でも世の中には人の出自を気にする人もいるんだということを大人になってから知ったり、時にそれが原因で厄介なことが起きたりする可能性もあるということを知りました。
別にそういうことを踏まえた上で仲良くしてくれる人とだけ関わればいいんですが、そうはいかないこともあるようです。
なので別に韓国籍にこだわりは無いし、今後海外に移住する予定もないので帰化した方が色々楽だなと思っていました。
でも帰化ってお金かかるんですよね。
行政書士に依頼して申請に必要な書類集めてもらったり、未納分の年金納めたり…。
当時年収300万にも満たないウルトラ安月給の松田には到底払えない金額でした。
なので独立してウルトラリッチメンとはいきませんが、ある程度の生活が余裕ができてきたタイミングで帰化の申請を出し、数回に渡る面談をしたり追加書類集めたりして、申請から1年後やっとこさ許可が出て見事日本人となることができました。
最初に帰化しようと思ってから早7年程…長かったなぁとしみじみ思います。
帰化して日本国籍になったら何か変わるのかというと、ぶっちゃけほぼ何も変わりません。
今まで常に携帯してた永住者証明書が無くなったり…あとは選挙権ゲットしたくらいですかね?
先日の衆院選には間に合いませんでしたが、次回からいけるっぽいです。
政治に関する話は割と好きなほうなんでちょっと楽しみですね。
僕は在日韓国人として同じく在日の両親の元で育ちましたが、生活が一般的な日本人家庭と比べて大きく違ったかというとそうでもありませんでした。
普通に日本の学校に行き日本の教育を受け、日本語を話し、日本のテレビを見て、日本のご飯を食べて生きてきました。
両親ともに韓国語は話せないし、もちろん僕も兄妹も日本語しか話せません。
在日の家庭っぽい違いといえば…食卓にオカンが漬けたキムチがあったくらいですかね?
それ以外はマジで何の違いもありませんでしたw
そんな家庭で育ったため、自分自身韓国人なんだーって思うこともありませんでしたし、韓国に対する想いなど全くありません。
そりゃ行ったことも無いし言葉も知らない国を故郷だと思えって言われても無理な話ですからねww
でもやっぱり血は日本の血ではなかったので、周りと違うんだなぁっというのは漠然と思っていました。
日本にいるのに日本人じゃ無い。でも韓国人でも無い。
じゃあ自分って何人なんだろうとちょっぴり悩んだ時期もありました。
友達と話をしていても、やっぱりちゃんとした日本人家庭で育った日本人だと、それなりに愛国心というものを持っていて、日本人としての誇りだのなんだのってのはあるんだなぁって感じたりすることがあるんですよね。
でも僕にはそれが無い。
別にそれがあるから良いわけでも無いし、強すぎる愛国心のせいか他国を無条件で下に見る人もいるからどうなのかなぁと思うこともあったり。
でも自国にアイデンティティを持ってる人ってそんなもんなんかなぁと思ったり。
そんな特殊な環境のせいか、僕にはどこか特定の国に対する帰属意識というものが欠如していて、自分は自分だろと思っていました。
今でも思っています。
○○人としての自分というアイデンティティじゃなく、たまたま韓国人の両親から生まれて岐阜で育った自分というアイデンティティなんです。
何人としての自分しか見ない奴とは仲良くなろうと思わないし、かわいそうな奴wお疲れさんwって思います。
まぁ今までそんな人とは出会ってませんがね。
結局日本人だろうが韓国人だろうがアメリカ人だろうがセネガル人だろうがポリネシア人だろうが、良い人は良い人だし悪いやつは悪いやつなんですよ。
何人だろうが泥棒する奴がいれば人を殺す奴もいるし、道ゆく花に想いを馳せる奴もいるし、見知らぬ人を助けたりするんですよ。
だから人種という大きすぎる主語で人間語るのはナンセンスだし、政治的関係と一般人の関係を一緒に考えるもの非常にナンセンスだと思います。
よくあるじゃないですか、韓国で慰安婦像が作られたとかっていうニュース見て「韓国人はクソ!いつまでも過去の戦争引きずって日本にたかるな!!」とか言っちゃう一般人。
韓国国内でも日本に対するヘイトのニュースとか流れて「日本人は野蛮な土人!!侵略した罪を償って保証しろ!!!」みたいなこと言っちゃう一般人もいるでしょうよ。
でもそれって政治家同士が話し合うべきであって、一般国民レベルで憎み合うことじゃないんですよ。
もうすでに戦争を経験した当事者なんてほとんど生きてないし、結局何が起こったかなんて当事者同士でしかわからんのですよ。
それを引き合いに出してあーだこーだ言ってる奴はほんとめんどくせぇ。
何人だろうがめんどくせぇ。
同じアジアに住んでて同じように鼻も背も低くて黄色い肌の似たような人種なんやから仲良くせえよと。
オリンピックで○○人が金メダル取りました!!とか
○○人がノーベル賞を受賞しました!!!とか
そしてそれを見て「○○人スゴイ!!!そんなスゴイ○○人の俺もスゴイ!!」っていうやつ。
スゴイのはその人自身であって、決して○○人が偉いわけじゃないんですよ。
そんなことで自尊心高めるより、自分自身のことをもっとよく見ましょうよ。
自分の人生生きましょうよと。
まぁそんな僕ですが、この前の衆院選前に「投票マッチング」なるものをしました。
20個くらいの政策に関する質問に答えると、自分の考えに合う政党が出てくるってやつです。
その結果が
まぁまぁな右寄りでしたwww
中道右派ってやつですね。
日本人じゃないくせに右寄りという謎の松田でした。
あ、もう日本人やったわ
終わり
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