大阪府堺市北区中百舌鳥町にある完全個室メンズオンリーサロン【EFILL】オーナーの
なかもずで一番丁寧なスタイリストの松田裕紀です。
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市販のカラー剤との違いは色の多様性や、必要に応じて薬剤の力をコントロールできたり、色ムラを防ぐ塗り方をしているなどたくさんあります!字数制限があるのでブログにまとめます! #peing #質問箱 https://t.co/RHOUwL8bZO pic.twitter.com/8VTaK58LTh
— 松田裕紀 【なかもずで一番丁寧なスタイリスト】 (@yukimatsuEFILL) 2018年1月28日
「市販のカラー剤とはやっぱり違うんですか?」
というご質問です
結論から言うと全然違います
どのくらい違うかと言うと絹豆腐と木綿豆腐くらい違います
四川風と広東風くらい違います
◯美屋とC◯◯k d◯くらい違います
と言うわけで今回は「メーカー別の麻婆豆腐の違い」について解説していきたいと思います
間違えました
「サロンカラーとホームカラーの違い」について解説します
ごめんなさい
ダメージの違い
一般的に「市販のものは髪が痛みやすい」なんていうのはよく耳にしますね
これは本当のことなのですが、だからと言ってサロンカラーは痛まないなんてことはありません
お薬を使う以上、多少なりともダメージは受けしまいます…
しかし、ホームカラーの場合はダメージの調整はできないものの
サロンカラーの場合、そのダメージを最小限にすることはできます
その違いの秘密は内容成分にあります
カラー剤は1剤と2剤の2種類で構成されていて
1剤は酸化染料とアルカリ剤
2剤は酸化剤(過酸化水素水)
と言う成分なのですが、それらを混ぜ合わせることによって酸化染料が発色します
1剤には髪の表面のキューティクルを開く役割などがあるアルカリ剤が含まれているのですが、
主にサロンカラーの場合はアンモニア
ホームカラーの場合はモノエタノールアミン
と、使用されるアルカリ剤がそれぞれ違います
アンモニアはphが高く揮発しやすく、毛髪内部に残留しにくいため除去しやすいと言った特徴があります
なので染色後の時間経過によるダメージは低く抑えられるのですが、代わりに独特の刺激臭があります
モノエタノールアミンはphは低いものの、時間とともにphが高くなり、毛髪内部に残留しやすくなっています
そのためアンモニアに比べ時間経過によるダメージが高くなりますが、臭いは控えめです
アルカリが髪に残留することでキューティクルが開きっぱなしになり、そこから髪の中の成分が抜け出すため、乾燥してパサつき退色も早く、開きっぱなしのキューティクルが剥がれ落ちて行くためにゴワツキも出ます
そして1剤だけでなく2剤にも違いがあります
成分的にはサロンカラーもホームカラーも同じ過酸化水素水を使用しているのですが、大きな違いはその濃度にあります
日本においては使用できる限界の濃度が決まっており、上限が6%です
基本的に濃度が高ければ高いほどお薬の作用は強くなり、それに比例してダメージも大きくなります
サロンカラーの場合は髪の状態(ダメージレベル)やカラーやパーマなどの施術履歴、求める色味によって1.5%や3%、6%などの使い分けをするのですが
ホームカラーの場合、どんな髪質の人でも自分で塗った時に簡単に染められるように6%のみと強めになっています
主に上記の2点によって、染めた後のダメージに違いが出てきます
色ムラの違い
ホームカラーでは当たり前ですが基本的には自分で塗ることになります
家族や友人に塗ってもらうこともあるかもしれませんが、だいたいの場合は素人さんが塗ることになります
そうなると塗布量にバラツキが出たり、塗れていない部分が出てきたりもして、それが色ムラにつながります
サロンカラーの場合は、髪の状態や求める色味によってお薬を塗り分けたり、部分によってあえて塗布量や時間の差をつけることによって全体がムラ無く染まるようにしています
ちなみにお店にもよると思いますが、”基本的には頭皮につけないよう”に塗布するので、安全面の観点でも安心です
色の種類の違い
ホームカラーの場合は一般の方(素人)が使うのが前提で作られているため、色ムラなどが出ず失敗しにくい色味が基本となっています
そのため色のバリエーションが少なくなっています
サロンカラーの場合はプロの理美容師が使用するのが前提で作られており、求める色味を表現しやすくするために色調の設定がしやすくなっています
また、異なる色味を混ぜ合わせることによって求める色味を作り出したりもするので、その組み合わせは無限です
まとめ
その他にも、サロンカラーの場合は髪のダメージレベルに合わせて前処理や後処理をしたりと細かな違いはありますが、主な違いは上記の3点が大きいと思われます
サロンカラーがホームカラーに比べて金額がかかるのにはこんな理由があったんです
我々プロの理美容師としては出来るだけサロンでのカラーをオススメするのですが
料金や時間など、人によってはどちらにもメリット・デメリットはあるので、一概には「サロンカラーの方が絶対いい!!」とは言えません
どうか貴方に合った方法が見つかり、素敵なカラーリングライフが送れますように
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